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The 313


train 概要


○ 主電動機
 主電動機は、373系で使用しているC-MT66形三相誘導電動機を基本に騒音低減のため主電動機内冷却ファン羽根外形を小さくしたり枚数を減らすなどの改良をしたC-MT66A形主電動機を使用。 3次車以降はさらに改良されたC-MT66C形主電動機を搭載。1時間定格は185kW。 3両編成の中間電動車はクハ側の台車のみに電動機を乗せているためMT比はどの編成も1:1で、10‰上り勾配での均衡速度は130km/hである。

  1次車の引張力特性 (「車両技術」第219号より )

○ 台車
 台車は、373系の台車を踏襲したもので、さらなる乗り心地向上のため空気ばねの左右間隔を20[mm]拡大した、C-TR251形付随台車とC-DT63A形動力台車、3次車以降はC-TR251A形付随台車とC-DT63B形動力台車を搭載。空気ばね直結軽量ボルスタレス台車で、ヨーダンパを装備。動台車は踏面片押ユニットブレーキを備え、付随台車は1軸2ディスクレーキを採用するとともに踏面清掃装置を備えている。動力台車の動力伝達は、CFRP製のたわみ板を用いた、たわみ板軸継手(TD継手)を用いている。
 B204編成のモハ313-8504のみ2012年5月下旬よりND745付属台車、ND745M動力台車に換装して飯田線で試験走行をしていた。後にそれらには、C-TR256X、C-DT68Xの付番がされた。
 … C-TR251A      … C-DT63B
 … C-TR256X      … C-DT68X