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The 313


train 投入時期と仕様


1次車

 1998~1999年度に、69編成181両が製造された。これにより神領車両区の103系が引退し、大垣車両区の113系は神領車両区または静岡車両区に転属となった。
 

2次車

 2001年度に、2編成6両が製造された。当時、中央西線のセントラルライナーが好評を博し、383系や373系で代走する事態になったため、8000代を増備することになった。2次車は製造時から車両間転落防止幌が取り付けられていた。
 

3次車

 2006年度に、59編成204両が製造された。これにより神領車両区、静岡車両区の113系、115系、123系が引退し、大垣車両区の211系5000代が静岡車両区に転属となった。
 わかりやすい変更点は、行先表示器と前照灯である。行先表示器はフルカラーLED式(32*160)に変更された。側面のものは列車がある速度を超えると消灯する。前照灯は貫通路上が高輝度白色LEDランプ、窓下はHIDランプに変更された。

 外観の違いとしては、列車無線アンテナ位置が車両中央部に移ったこと、ワイパーの位置が変更されたことである。
 車内の変更点としては、トイレが車椅子でも使いやすい大型のものになったこと、車内貫通路の扉が水平式から傾斜式(自然に閉まるタイプ)になったこと、韓国の地下鉄火災を受けて難燃性基準が変更となったために蛍光灯カバーが変更されたことである。
 運転面の変更点としては、運転席に電流計が設置されたこと、ATS-PT準備工事が行われたことである。
 

4次車

 2010~2012年度に、28両が製造された。これにより117系、119系が引退した。
 登場時から、優先席部分のつり革が橙色、枕カバーもしくはモケットの色が橙色になっており、扉付近の靴摺り部に黄色く着色がされた。これらは1~3次車にも順次反映がなされている。
 ワンマン車のドア開閉ボタンが大型化され、車内貫通路の扉は水平式に戻された。
 

5次車

 2015年度春の武豊線電化に合わせ、約50億円を投じて28両を製造。
 車内灯がLEDに変更された。
 ※後日、踏切事故により廃車となったクハ312-5002とモハ313-5302の代わりにクハ312-5102とモハ313-5402が代替製造された。